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ポートレート – Portrait –
第4章 蝶になった小説家
真衣は呼吸も荒く、返事ができなかった。ただ見つめて、小さな声で伝えた。
「わ…私を食べてください…」
KENはゆっくりとカメラの紐を首から外し、カメラを床に置く。真衣に引き寄せられ、近付いていった。
————大きな蜘蛛は、私の唇を息苦しくなるほど、何度も奪っていった。私は自分の才能を信じて、我慢せずに、どんどん受け入れていく。蜘蛛の指で私の指先の自由も奪われて、舌を絡めながら熱くなっていく体…蜘蛛が張った縄によって、絡まった蝶の体は、隅々まで愛撫されていった。首や乳房、乳首、脚も丁寧に刺激され、脳まで響く蜘蛛の攻撃に身を委ねていく。やがて蜘蛛の縄で自由が奪われた私は、裸になった男のペニスをゆっくりと受け入れた。その人も余った蜘蛛の巣に体を絡ませて、蝶の体に密着して何度も奥まで攻めてきた。力を失った蝶は、蜘蛛の巣に包まれ、何度も絶頂を受け入れた。私が覚えているのはここまでだった…。気が付くと私は縄を解かれていて、毛布に包まれ、横たわっていた。
「わ…私を食べてください…」
KENはゆっくりとカメラの紐を首から外し、カメラを床に置く。真衣に引き寄せられ、近付いていった。
————大きな蜘蛛は、私の唇を息苦しくなるほど、何度も奪っていった。私は自分の才能を信じて、我慢せずに、どんどん受け入れていく。蜘蛛の指で私の指先の自由も奪われて、舌を絡めながら熱くなっていく体…蜘蛛が張った縄によって、絡まった蝶の体は、隅々まで愛撫されていった。首や乳房、乳首、脚も丁寧に刺激され、脳まで響く蜘蛛の攻撃に身を委ねていく。やがて蜘蛛の縄で自由が奪われた私は、裸になった男のペニスをゆっくりと受け入れた。その人も余った蜘蛛の巣に体を絡ませて、蝶の体に密着して何度も奥まで攻めてきた。力を失った蝶は、蜘蛛の巣に包まれ、何度も絶頂を受け入れた。私が覚えているのはここまでだった…。気が付くと私は縄を解かれていて、毛布に包まれ、横たわっていた。