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第5章 新発見の戸惑い

————丸顔がはっきりと見える。上げた方が今日の服には合いそう…。

彼女はランチをカフェで摂り、汗をかかないよう、時間が来るまで過ごすことにした。

真衣はカフェを出て、KENのスタジオに着いた。呼出音に反応してKENが扉を開け、ピアノのある部屋に通した。

「真衣ちゃん、元気なさそうだけど、大丈夫？」

「はい、大丈夫です。ごめんなさい。お仕事の邪魔でしたよね」

「終わったから大丈夫だよ」

二人はソファーで向かい合い、会話を始めていった。

「よかった。いきなりなんですけど、昨日はごめんなさい。私のせいで、KENさんのお仕事に影響が出るようなことして」

「ううん。真衣ちゃんこそ謝らないで」

「やっぱり写真は、公開しない方がいいと思います。公開したら怪しまれたりしないですか？」