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第5章 新発見の戸惑い

「それは…」

「真衣ちゃん、人を惹きつける力も立派な才能だよ。僕はそれを伸ばしてあげたいんだよ」

「KENさん…もう…そうやって女性を口説いているんですか？」

「かもしれないね」

KENは笑みを浮かべて答えた。

「じゃあ、写真はサイトにアップしてください」

「分かった。ありがとう、真衣ちゃん。僕は真衣ちゃんの別の可能性に、気付いてしまったんだけど、今日も少し撮影してもいいかな？」

「はい、お願いします」

「じゃあ、真衣ちゃん、ピアノの椅子に座ってみて。いつもとは違って、背もたれに背中預けていいから」

「はい」