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ポートレート – Portrait –
第5章 新発見の戸惑い
そんな真衣の心境は、はっきりと表情に表れていた。やや離れた位置からペダルを見つめる真衣を、カメラに収めていく。
「真衣ちゃん、鍵盤の蓋に頬を乗せて、こっちを向いてくれるかな?」
真衣はゆっくりと鍵盤の蓋に顔を乗せる。悲壮感いっぱいの表情で、KENのカメラを見つめる。シャッター音が真衣の耳に何度も届いていく。
————KENさんがまた綺麗だよ、と言っている気がした。シャッター音が聞こえる度、私の子宮がキュッとなって中が濡れていく。でももうちょっとなのに…手首が太ももで固定されて、指を伸ばしても届かない…太もも縄の結び目をもっと内側に動かしたいのに、動いてくれない…。
KENが鍵盤の蓋を開ける。真衣が現れた鍵盤を、うつろな目で凝視していく。KENは連続で真衣の顔を
写していく。その度に真衣の力が抜けていく。
「真衣ちゃん、鍵盤の蓋に頬を乗せて、こっちを向いてくれるかな?」
真衣はゆっくりと鍵盤の蓋に顔を乗せる。悲壮感いっぱいの表情で、KENのカメラを見つめる。シャッター音が真衣の耳に何度も届いていく。
————KENさんがまた綺麗だよ、と言っている気がした。シャッター音が聞こえる度、私の子宮がキュッとなって中が濡れていく。でももうちょっとなのに…手首が太ももで固定されて、指を伸ばしても届かない…太もも縄の結び目をもっと内側に動かしたいのに、動いてくれない…。
KENが鍵盤の蓋を開ける。真衣が現れた鍵盤を、うつろな目で凝視していく。KENは連続で真衣の顔を
写していく。その度に真衣の力が抜けていく。