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天狐あやかし秘譚
第98章 大信不約(たいしんふやく)
そもそも、この佐那が私や私の母をずっと守ってくれていたのはどうやら確かなようだ。ちょっと色々問題があるし、ダリとベッドをともにするなんて絶対に許せないけど、それでもなんとかして助けてあげたい。というか、佐那の力が戻らないと、母がいつまた今日みたいな『魑魅』の大群に襲われないとも限らないわけだ。
「えっと、私に協力できることはあるわけ?」
尋ねた私のことを見て、どうやら自分に協力してくれるつもりらしいと分かったのか、佐那の顔がぱっと明るくなった。
だが、彼女が言ったのは、私が思っているような『協力』ではなかった。
彼女が笑顔で言ったこと、それは・・・
「はい!是非!綾音様に取り憑かせていただき・・・綾音様と殿方とのまぐわいから力を得られれば!と思っているのです」
ということだった。
つまり、彼女は言ったのだ。
自分を体内に入れたまま、誰かとセックスしろ・・・と。
え!?
「えええええっ!!」
「えっと、私に協力できることはあるわけ?」
尋ねた私のことを見て、どうやら自分に協力してくれるつもりらしいと分かったのか、佐那の顔がぱっと明るくなった。
だが、彼女が言ったのは、私が思っているような『協力』ではなかった。
彼女が笑顔で言ったこと、それは・・・
「はい!是非!綾音様に取り憑かせていただき・・・綾音様と殿方とのまぐわいから力を得られれば!と思っているのです」
ということだった。
つまり、彼女は言ったのだ。
自分を体内に入れたまま、誰かとセックスしろ・・・と。
え!?
「えええええっ!!」

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