この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
天狐あやかし秘譚
第6章 楚夢雨雲(そむううん)
☆☆☆
一体・・・なぜ?

目の前で急拵えのご飯を美味しそうに食べる清香ちゃんを見て、頭を悩ませる。

ソーセージとゴロゴロお野菜のコンソメスープ
ジャムサンドイッチ

どっからどう見ても、普通の人間の子どもだ。

もぐもぐと元気にサンドイッチを頬張ったせいで、ジャムが口の端っこについているよ・・・。あらあら・・・。
きゅっきゅっとウェットティシュで拭いてやると、にこーっと私に向かって笑いかけてくる。

彼女は、スプーンとフォークを上手に使って、小ぶりの器に盛ったスープとジャムサンドイッチ二切れをあっという間に平らげた。

「おいしかった!まま!ありがとう!」

また、口の周りを拭いてやると嬉しそうに言う。
まま・・・って・・・。

「えっと・・・清香ちゃん・・・だよね?」
「うん!清香だよ!」

なんでいるの?って聞いてもわかんないだろうなー。
無邪気に笑ってダリによじ登っている清香ちゃんを見て、なんというか、途方に暮れてしまう。いったい、何が起こってるのだろうか?
/172ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ