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天狐あやかし秘譚
第7章 【第3話 狐狸の戦い】迷者不問(めいしゃふもん)

☆☆☆
「おおぉ!!!まま!これかわいい♡」
清香ちゃんがワンピースを取り出して、歓声を上げる。茶色いスカートに白い長袖のものだった。これから秋になるし、良いかもしれない。
お値段もまあそこそこ。
「人の子の服も随分変わったものだ・・・」
ダリが物珍しそうに子供服売り場を見て回る。
「これなどは、清香の好みではないか?」
生成り色ベースの長袖ワンピースだ。青やオレンジの花柄があしらってあって可愛い。裏起毛で、これから寒くなるのに良いかも。
「ねえ!まま!あれは?あれは!?」
清香ちゃんがディスプレイのマネキンが着ている服を指差す。ジーンズに長袖の可愛いフリルの付いたTシャツに、キャップを被っている。うーん、こういう普段着的なのも必要か・・・。
ま・・・迷ってしまう・・・。
下着はある程度買ったし、後日常生活で使える服を洗い替えも含めて3−4着と思ったが、それが難しい。TPOや気温、汚れても平気かとか、お洗濯して大丈夫かとか、考える条件が多すぎる!
こ・・・子どもって大変・・・。
「おおぉ!!!まま!これかわいい♡」
清香ちゃんがワンピースを取り出して、歓声を上げる。茶色いスカートに白い長袖のものだった。これから秋になるし、良いかもしれない。
お値段もまあそこそこ。
「人の子の服も随分変わったものだ・・・」
ダリが物珍しそうに子供服売り場を見て回る。
「これなどは、清香の好みではないか?」
生成り色ベースの長袖ワンピースだ。青やオレンジの花柄があしらってあって可愛い。裏起毛で、これから寒くなるのに良いかも。
「ねえ!まま!あれは?あれは!?」
清香ちゃんがディスプレイのマネキンが着ている服を指差す。ジーンズに長袖の可愛いフリルの付いたTシャツに、キャップを被っている。うーん、こういう普段着的なのも必要か・・・。
ま・・・迷ってしまう・・・。
下着はある程度買ったし、後日常生活で使える服を洗い替えも含めて3−4着と思ったが、それが難しい。TPOや気温、汚れても平気かとか、お洗濯して大丈夫かとか、考える条件が多すぎる!
こ・・・子どもって大変・・・。

