パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第2章 ｶ タ　バミ　様

「うう……涼ちゃん……。」

鈴の目から痛みではない涙が出た。

鈴の手が涼介の頬に触れると、涼介は一瞬だけ悲しそうな顔を見せた。








だけど、それはほんの一瞬で。

『鈴…もっと１つに……。』

また涼介は鈴の体に押し込んできた。








「うっ！！ひぃ！っ……。」

涼介のモノが、自分の中を出し入れする度に、鈴の喉から声が漏れた。

『うう……全部入らなくても気持ちいい……。』








涼介は鈴を抱き締めながら、下半身に与えられている刺激に顔を歪ませている。

愛液なのか血なのか。

自分の太ももまで濡らしているモノがなんなのか、鈴には分からなかった。







「はっ……あぅっ！……。」

だけど少しずつ…。

お腹の中の痛みの感覚が変わってきた。








「はっああっ……あっ…。」

痛みがだんだんと疼きに変わってきたのだ。

この疼きは知っている。

さっき涼介に与えられた快楽だ。







「あっやぁっ…涼ちゃん！！」

涼介を払い避けようとしていた鈴の手が、涼介の首に絡まった。

『鈴…っ鈴っ……大丈夫だよ……すぐだからっ…。』







動かす度に愛液を撒き散らす鈴の中に、涼介のモノは簡単に快楽に呑まれた。

少し動かしただけで、全身に快楽が走った。

『あっ…俺…初めてだから余裕なくてっ…っ。』








快楽も我慢出来なくて、ただ腰を動かしている。

「ああっ涼ちゃんっ…！」

『……っ！……っ。』







結局、全部入る事は出来なかったのに、涼介は簡単に鈴の中で達してしまった。

『うゔっ……。』

ドクドクと涼介のモノがお腹の中で脈打っているのが分かる。








その間涼介は、何度も鈴の中に自身のモノを押し込んでいた。

最後の一滴まで、鈴の奥に収まる様に。