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❤淫欲母子禁忌旅情❤
第2章 旅の始まり

日が昇って陽光が一日の幕開けを告げる静寂な朝。閑静な住宅街の一角で、沙織は清々しい空気に包まれた街路を見つめながら、静かに車のエンジンをかけた。時刻は午前6時半。車内にはラジオから流れる交通情報が響き、まるで今日の旅路を予感させるような、静かな雰囲気が広がっていた……。
助手席に乗り込んできた悠は、まだ眠そうな顔をしてシートベルトを締めると、ぼんやりと窓の外を眺めた。その仕草を見た沙織の胸の内で、小さなざわめきが起こる。かつて小さかった息子が、いつの間にかこれほど成長していることに改めて気づかされ、心の奥底に微かな痛みと温かさが交錯する。
「早いけど、大丈夫?」沙織はハンドルを握りながら、悠の顔をちらりと見た。その幼さを微かに残す横顔に目を奪われ、自分でも気づかないうちに見つめ続けてしまうことがある。母親としての役割に忠実でいようとする一方で、心の深いところに潜む得体の知れない感情が、時折ふと顔を覗かせる。
「うん、大丈夫だよ。」悠は目を擦りながら、柔らかな笑顔を返した。「今日は天気も良さそうだし、鎌倉までのドライブ、楽しみにしてたんだ。」
その言葉に沙織は思わず微笑む。だが次の瞬間、悠の視線が鋭くこちらを捉えた。
「あれ?ママ、なんか雰囲気が違う……髪の色……?」
沙織は少し驚いたように視線を返し、それからゆっくりと答えた。
「そうよ。今日はね、ちょっと気分を変えたの。思いっきり楽しみたいと思ってね。」
そう言いながら、軽く髪を整え、メイクをした顔に手を触れた。
「ほら、こうしてお化粧もしたのよ。どう?似合うかしら?」
悠は一瞬きょとんとした表情を浮かべ、やがて眩しそうに微笑んだ。
「うん、ママ、綺麗だよ。なんか別の人みたい……。」
その言葉に沙織は小さく頷きながら微笑んだ。悠の無邪気な笑顔は、彼が息子として大切な存在であることを改めて思い出させる。だが同時に、その笑顔の奥に垣間見える、彼が大人の男性として成熟していく兆しが、彼女の心の奥底に潜む抑えがたい欲望を刺激していることに、沙織自身、薄々気づいていた……。
助手席に乗り込んできた悠は、まだ眠そうな顔をしてシートベルトを締めると、ぼんやりと窓の外を眺めた。その仕草を見た沙織の胸の内で、小さなざわめきが起こる。かつて小さかった息子が、いつの間にかこれほど成長していることに改めて気づかされ、心の奥底に微かな痛みと温かさが交錯する。
「早いけど、大丈夫?」沙織はハンドルを握りながら、悠の顔をちらりと見た。その幼さを微かに残す横顔に目を奪われ、自分でも気づかないうちに見つめ続けてしまうことがある。母親としての役割に忠実でいようとする一方で、心の深いところに潜む得体の知れない感情が、時折ふと顔を覗かせる。
「うん、大丈夫だよ。」悠は目を擦りながら、柔らかな笑顔を返した。「今日は天気も良さそうだし、鎌倉までのドライブ、楽しみにしてたんだ。」
その言葉に沙織は思わず微笑む。だが次の瞬間、悠の視線が鋭くこちらを捉えた。
「あれ?ママ、なんか雰囲気が違う……髪の色……?」
沙織は少し驚いたように視線を返し、それからゆっくりと答えた。
「そうよ。今日はね、ちょっと気分を変えたの。思いっきり楽しみたいと思ってね。」
そう言いながら、軽く髪を整え、メイクをした顔に手を触れた。
「ほら、こうしてお化粧もしたのよ。どう?似合うかしら?」
悠は一瞬きょとんとした表情を浮かべ、やがて眩しそうに微笑んだ。
「うん、ママ、綺麗だよ。なんか別の人みたい……。」
その言葉に沙織は小さく頷きながら微笑んだ。悠の無邪気な笑顔は、彼が息子として大切な存在であることを改めて思い出させる。だが同時に、その笑顔の奥に垣間見える、彼が大人の男性として成熟していく兆しが、彼女の心の奥底に潜む抑えがたい欲望を刺激していることに、沙織自身、薄々気づいていた……。

