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イツキとタマキ 〜本通り商店街〜
第1章 イツキとお絵描き

ショウコさんの後ろ側に立っているのでブラのホックはボクの目の前です


ボクはそっとアシスト


肩からストラップをズラして、ショウコさんは乳房を隠しながらブラを外しました


そして、そのまま前屈みになって残ったショーツもするりと下ろしてしまいました


胸は隠していますが、下半身の茂みはあらわになっています


思ったより茂みは薄かった



ふたりとも無言で、じぃっと目の前の鏡に映る自分たちの姿を見つめていました


なんとも言えない緊張感です



恋人同士なら脱ぐ前にキスしたり、抱き合ったりしますが、今のボクらはついこないだ知り合ったばかりの友人で、裸を見せ合うことも想定してなかった

なんとも不思議な感覚


言葉をかわすのも野暮なので、ボクはしっかりショウコさんに付き合うつもり


ショウコさんは真剣な眼差しで、鏡の姿を見ています


普段からセルフヌードの裸婦を描かれているので自分の身体は当然見慣れているでしょう


でも、横に人が立つだけで、こんなにも印象が変わるのか、と思っているのだと思います


だってボクですら、不思議な感覚なんですから



ボクよりけっこう歳上で、肉付きも体格も良いショウコさん

モデルさんと違って、逆に生々しいエロスがあります


肩や二の腕の肉付き

手からこぼれる胸やお腹のふくらみ

商店街の中を歩くごく普通の主婦さんの姿です


その無防備な姿は、ときに高尚に思えたり
ときに熱い情欲を感じられて

なんともセクシー、官能的です



この瞬間をご主人は切り取りたかったのではないでしょうか



あまり近付いてはいけない、とボクは少しだけ後退りしました


すると


逆に近すぎて見れなかったショウコさんの大きなお尻が目の前にきて……


突然



オンナ、として意識してしまいました!


あっ!と思って気を取り直していたのですが

それはすぐにショウコさんにバレてしまいました


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