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イツキとタマキ 〜本通り商店街〜
第1章 イツキとお絵描き
「はい、ご苦労さま
今日はここまでにしときましょ」
キャンバスの絵はかなり進みました
途中筆がストップした時もありましたが、かなり進捗したのではないでしょうか
でも完成というには程遠い
やっと動けるとあって、ボクはいっきに脱力
それと同時にみなぎっていたものもだらりと首をもたげてしまいました
ショウコさんは隣の部屋から缶コーヒーを持ってきてくれました
「こんなのしかないけど」
常温でしたが、喉を通る液体はとても気持ち良かった
いっきに飲み干すとショウコさんは呆れていました
「そんなに喉が渇いていたなら言ってくれればいいのに」
「いえ、ずっと緊張してたので喉が渇いてることを忘れてました」
「ごめんなさいね、ムリさせたわね」
ふたりとも全裸で談笑したいるのも何だか不思議
「そっちのほうもすっかり緊張がとけたみたいね」
「そうですね、さっきまでガマンしてたのに
暴発しなくて良かったです」
「ハハハ!そこまでガマンしてたのぉ!?
おばさんの身体みてそんなになってくれたのなら私もまだまだ捨てたもんじゃないわね」
ショウコさんはなんだか嬉しそう
「触りたいのをずっとガマンしてましたからね」
ボクが触りたいと言ったのは、みなぎる自分のものをしごきたくなる欲求のほうを言ったつもりだったのですが、ショウコさんは少し勘違いしたみたいで
「もう何年も触られてないからね、どんな感覚なのか忘れちゃったわ」
どうやらボクがショウコさんを触りたがっていると勘違いしたようです
そりゃまぁ、触りたいです
「でもこの緊張感も良かったですね、かなりドキドキしました、いや今もドキドキしてます」
「そぅね、私もここまでするとは思ってなかったわ、ジロウ君がどんどん受け入れてくれたから、私も勇気が出たわ」
「ボクもいい体験をさせていただきました」
「もしイヤじゃなかったら、また続き頼める?
あ、今聞いたら断れないわよね
今度でいいから考えておいて?」
とショウコさんはバッグから携帯を取り出し、連絡先の交換をしました
「別に後で聞かれても同じですよ?
またここに来ますね」
ようやくボクたちは脱ぎ散らかした服を着始めました