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イツキとタマキ 〜本通り商店街〜
第1章 イツキとお絵描き
その日の夜
イツキはいつもの時間くらいで寝付いて、タマキが仕事から帰ってくるまでのあいだに自分で処理してしまいました
タマキには申し訳ないですが、
やっぱり目に浮かぶのはショウコさんの迫力あるカラダでした
ボクたちふたりが若かったら、
きっとあのまま欲望に溺れてしまってたのかもしれない
あと先考えず、そのときのドロドロした頭の中のまま
欲望のはけ口にしてしまってたのかもしれません
ボクは罪悪感にまみれながら、右手の指に絡みついた白いモノを洗い流していました
改めて、冷静な気持ちになって
あぁ、ショウコさんを抱いてみたいな…
あの豊満なカラダを
貫いてみたい…
そんな風に思っていました
仲良くなった歳上の女性とのドキドキした時間でしたが、
ボクは自分勝手にその先の快楽だけを考えてしまってました
そこにはショウコさんの気持ちも考えていないですし、タマキを裏切ることへの罪悪感もとても薄くなってしまっていて、
ただ自分の性欲を
あのカラダで満たしたい!
という欲望のみが頭の中を駆け巡っていました
今度またあの場所へ行ってしまったら、
ボクは自分を抑えきれない
その向こうには、きっと色んな人に迷惑をかけてしまうに決まってる
でも、そんなことハナからわかっていても
抑えきれなくなってしまいそうです