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イツキとタマキ 〜本通り商店街〜
第1章 イツキとお絵描き
それから一週間後、ボクとイツキ
それにヒデオ君とヨシエさんの4人で商店街から少し歩いた緑地公園のほうまで出かけました
お出かけといっても商店街から少し歩くだけ
緑がたくさんあるところなので、ピクニック気分で絵を描いたりバドミントンをしたりして遊んでました
今回は絵をしっかり描くというより、何枚か枚数を描いていこうということになり、簡単なものばかり
イツキがボクを描きたいと言い出したので、
ヒデオ君が「絵を描いてるイツキ」を描き、
ヨシエさんが「絵を描いてるヒデオ君」を描く
というイベントになりましたので、自動的にボクがヨシエさんを描くことに
なんでしょうねぇ
じっくりと同級生のママさんの身体を見つめる行為のひわいな事!
なんだか背徳感があります
絶対に旦那さんやタマキに見せられません
絵を描く、てこんなにいやらしかったっけ?
時間が無いので簡単にアタリをつけて、
さささっと色を塗ります
細かい部分は手を加えず、
大まかなタッチだけで描いていきます
むずっ
少し前屈みでヒデオ君を描いてるヨシエさんを横から眺めていますので、長く伸びた手脚や、豊かな胸のふくらみが妙にエロチックです
自分でイケナイ絵を描いてる気分に
なんだか恥ずかしくなってきたので、途中からは背景のほうに力を入れて、メインの人物のほうの印象を薄めてやろうと努めました
時間がきて、今回のイベントは終了
まだ明るい時間ですが、道具を片付けて帰ることに
緑地公園を4人で歩いていると、突然ボクのスマホが鳴り響きました
ボクの担当しているお店のオーナー店長さんからです
どうやら本社に出す提出書類にボクの印鑑が必要なものがあるそうです
百均でボクの印鑑買ってきて、勝手に押して出しといて!
と言いたかったのですが、ぐっとこらえて急遽お店に行くことになりました
イツキはヨシエさんが預かってくれるそうなのでボクは慌てて社用車を置いてある駐車場まで向かうことになりました
けっこう近場のお店で、高速道路を使うほどでもありません
1時間ほどで戻ってこれました
あたりは薄暗くはなっていますが、まだ6時くらいです