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女性のための犯され短編集
第12章 女勇者は魔王に犯される

苛烈すぎる悦楽の洪水。
全身の性感帯をいっきに責められている女の身体はビクビクと痙攣が止まらなかった。なのに、魔王が気まぐれにかけた呪いの効果で絶頂には至れない。
もう何時間もその状態で、本当ならもう何度イキ果てたかわからないのに…。あるはずの絶頂がここには無く、すべての抵抗を奪われた終わりのない生き地獄だ。
ズチュッ!グチュッ!グチュッ!グチュッ!
ズルルルルル....グチュンッ♡
「──♡♡‥ぅんんんん!!」
「いい目をするようになったものだ……身のほども知らず私に剣を向けた生意気な貴様はどこに消えたのやら。勇者だなんだとほざいておったが、己(オノレ)がか弱いメスであると自覚したようだな」
「‥ン♡ふぅぅっ!‥‥んん!‥‥んーーー!!」
「くっ…ははは!声も出せず無様であるなぁ。情けをかけてほしいか?」
「‥んんん‥ッ‥!?‥‥ん‥!」
狂い死にそうな責め苦にも関わらず、呪いのせいで意識だけははっきりとしている女は、勇者としての誇りを捨てて、心の内で憎き魔王に必死にすがりついていた。もし身体が動いたなら迷わず床にひれ伏し、もし声を出せたならひたすら謝罪を叫んだだろう。
「くくく…」
それくらい限界の状態で苦しむ彼女を見て、魔王は邪悪に口許を緩めるのだった。

