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女性のための犯され短編集
第13章 男友達3人に犯される

「なあ、お前さ、自分汗臭いって気づいてる?」

「まぁ、登山の後だからしかたないけど…」

「女のくせに気にしてないの笑える」

 いつもの軽いからかい。

 彼女が「やめてよ、恥ずかしいじゃん!」と笑って返すと、陽平がニヤニヤしながら近づいてきた。

「いやマジだから、シャツで隠せてないし」

 畳の上にトンッと押し倒され、汗で濡れたTシャツを…腹が見えるまでたくし上げられる。

「なっなにしてんのよ変態!」

「うわっ、本当にびしょびしょ」

 陽平が笑い、隣の涼太も「触るぞ」と彼女の脇腹に手を這わせる。 すると和真まで「僕も仲間外れは嫌だな」と言いながら、彼女の首筋に指を滑らせた。

「やっ…やめてってば!くすぐったいから!」

 最初はただの悪ふざけだった。

 3人は彼女の汗ばんだ肌を触りながら笑い、彼女も抵抗しながら笑う余裕があったのだ。

 けれど──

「…っ…んっ…//」

 陽平の手が脇腹から胸の膨らみに触れた瞬間、彼女の声色が少し変わった。

「うわ、柔らけえ…!」

 陽平が目を丸くする。 自分から触ったくせに、シャツの下で触れた不意の柔らかさに驚き、あっけらかんとしていた。

「何だよそれ…」

 横の涼太が、陽平の反応に引いている。

「童貞みたいな反応すんなよ、こいつの胸くらいで」

「…っ…は!?そ、そんなんじゃねーし//
 ただ思ったより大きくて……ビビって」

「……ふーん?ちょっと俺にも触らせろ」

 陽平がごにょごにょ言い訳を始めると、涼太が彼女の胸に手を伸ばし、和真も「…確かに柔らかいね」と首筋から鎖骨へと指を滑らせた。

 後から思えば、この時の彼らはすでに酒のせいで正常な判断がつかなくなっていたのだろう。


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