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女性のための犯され短編集
第15章 最終電車で犯される

 気づかれていた。彼女が目を覚ましていることに二人は感づいていたのだ。

 だが、彼女が抵抗しない……" 抵抗できない " のをいいことに、彼らはさらに調子に乗る。

「もし起きてたら、普通抵抗すんだろ?」

「だね」

 牽制するような言葉に、彼女の全身が震えた。

 抵抗したい。叫びたい。

 でも、そうしたら自分が「寝たふりをしている変態」と認めたことになってしまう。

「……乳首硬くなってる」

「舐めてみようぜ」

 迷っていると、温かい感触が胸に触れた。舌だ。どちらかが彼女の乳首を舐め始めた。

 生温かい唾液が肌に広がり、ゾクゾクと背筋が震える。

「‥‥っ‥‥ぁ‥‥」

 声が漏れそうになるのを必死で堪える。二人はそんな彼女の反応を楽しんでいる。

「寝ながら声だすなんて器用だなぁ」

 嘲笑混じりの言葉が彼女をさらに追い詰める。乳首を舐める舌が動きを速め、もう一人の手が秘部をさらに執拗に弄る。粘着質な音が大きくなり、身体の熱がどんどん酷くなる。

「ん‥‥//‥‥ふ、んん‥‥!」

「はは、気持ちよさそー」

 二人が笑いながら、彼女が抵抗できないのをわかっていて、わざと羞恥心を煽ってくる。

「もっとやろうぜ」

「……うん」

 彼女の意識が混乱で埋め尽くされた。

 寝たふりを続けるのはとっくに限界だ。胸とアソコを二人がかりで同時に責められて快感が強すぎる。

 クチュ クチュ クチュ....クリッ、グリグリッ♡

 ヌルゥ...ペロッ、ペロッ、ヌル ヌル♡

「‥ハァ‥‥ぁぁ‥‥ぁっ、ん‥‥//‥‥‥んァァ‥‥ッ‥‥」

 敏感な三つの突起を加減なしにいじくられ──指や舌の動きに合わせてピンッピンッと踊るそれから、理性が今にも飛んでしまいそうな甘狂おしい感覚を送り込まれる。


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