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女性のための犯され短編集
第16章 巫女は鬼に犯される(2)

「んっ‥‥‥ゃぁぁっ!…あっ‥ああっ‥//
 あ、あっ‥‥ぃゃあっ‥‥あっあっあっ」

「謝れ、俺に。──そうすれば…許してやる」

 鬼の声は低く、愉悦に満ちていた。

 舌はさらに奥を突き、媚壁を擦り、彼女を追い詰める。

 巫女の身体は熱くなり、妖気に侵されながらも快楽に屈しそうになる。彼女は涙を流し、震える声で抗った。

「いやぁ‥‥いや‥‥//
 わたし、は‥‥わたしは…謝ら、ない…!」

「強情だな。なら……もっと啼かせてやる」

「あああ‥‥//‥…あっ‥‥だめ//‥‥あああっ」

 鬼の舌が加速し、奥を執拗に舐め続ける。グチュグチュと水音が響き、巫女の腰が勝手に跳ねる。

 グチュッ、グチュッ、グチュッ!
 ヌルゥ...グポッ♡ グチュッ♡

「‥お//‥‥奥っ‥…だめ‥‥//‥‥ダメ‥です‥!
 ぁぁっ、あっ、あっ、あっ‥‥‥//」

 普通では届きようのないトコロを、甘く舐め溶かされる。

 蛇腹状の媚壁から……快楽で膨れた子宮の入口まで……あますことなく。

 グチュッ!グポッ、グポッ、グチュッ♡

「─あっ!‥ひゃっ!…あっ//‥‥あっ//」

 ヌルゥ...グポッ♡グポッ♡グポッ♡

「ああっ♡‥‥ああっ!ああっ!ああっ!はああっ‥//」

 快楽と屈辱が交錯し、意識が朦朧とする中でも、……それでも彼女は謝罪の言葉を拒んだ。

「あっ//……言わ、ない…!‥‥ああっ‥‥
 アッ‥‥あっ‥‥あなたに、などっ‥‥//」

「馬鹿め……お前が逃げた故に、こうなっているのだぞ?」

 舌が奥を抉り、敏感な部分を何度も擦り上げる。巫女の身体は限界に近づき、声が甘く震え出す。それでも彼女は歯を食いしばり、最後の抵抗を試みた。

「わたしはっ‥負け ては、ならぬの、です‥‥//」

「クク……ハァ……どこまでも愛(ウ)い奴だ。
 ……だがもう、限界であろう?」

 その抵抗が鬼の劣情を煽り、執拗さを増幅させる。結果、恐ろしいほどの快楽の波が絶え間なく押し寄せ、巫女の意識が薄れていく。



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