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女性のための犯され短編集
第4章 占い師に犯される
そして男性らしい固くて大きな手が、下着ごしに胸の膨らみを揉みしだく。五指を使ってやわやわと…。下から持ち上げ、包み込みながら。
「‥や、ゃだ…!やめて…」
羞恥に顔を赤らめて彼女は訴えた。
ただその身体はいっさい抵抗していないのだから、傍から見れば滑稽だろう。
「‥‥ど…して…こんなことするの…!?」
「……貴女が求めたからです。お客さま」
「嘘です!わたしはこんなこと…」
「占い師の前で真実を誤魔化そうとは…呆れた女性ですね」
「誤魔化してなんてっ…いません!」
「──では予言しましょうか」
男はどこからともなく、一枚のカードを取り出す。
──スッ
それは月の絵が描かれたタロットカード。
怯える彼女の目の前でそれを掲げた男は、静かにこう言った。
「貴女がこのカードを床に落とした時……
貴女は『自分を抱いて』と懇願します」
「そんなのあるわけない…」
「僕の占いは当たりますよ」
「そんな…─ッ‥‥んっ」
反抗する彼女の口に、タロットカードを差し出す。
「ではしっかり咥えていてください。…落とさないように」
「んん……//」
なかば強引にカードを咥えさせられた彼女は、言葉で抵抗することさえ封じられた。