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女性のための犯され短編集
第9章 美容師に犯される
(気持ちいいー……私けっこう凝ってたんだ)
つむじの回りをクルクルほぐしたり、5本指でぎゅっとしたり…
ときどき首のほうまで手を添えて、マッサージしてくれた。
(あ……ヤバい、寝ちゃう……かも)
至福の時間にぼおっとなる頭。
起きようと頑張ってみたが眠気に負けて、彼女はすぅっと寝入ってしまった──。
───
それから…どれくらい経ったのか。
「‥‥ッ‥‥‥ん‥‥‥ん‥‥‥」
なんだか身体が熱いような
全身が重怠いような……?
「‥ん‥‥‥ぁ…‥ぁ‥‥‥」
力がはいらない。それに頭がフワフワっ…てして
「‥は‥‥ぁ‥‥ぁっ‥‥♡」
そうか……私、マッサージで寝てしまったのね
迷惑かけちゃう、起きなきゃ
…って、あれ?
なに───?
「‥‥ぁ‥っ‥‥//‥…ぅ‥‥?」
「あ、オーナー、彼女、起きちゃいましたかね?」
シャンプー椅子の上で横になる彼女は、ナゼカ火照る自分の身体に違和感を覚えて、ぼんやりと目を覚ました。
足元のほうで喋ったのは、店に残っていた若いスタイリストだろうか。
「……そうだね」
耳元で、あの美容師の声もする。
ホッとしたのも束の間で──
「──混乱しているだろうから、先にイかせてあげて」
「了解っす」
「‥ッッ‥‥!?」
唐突に、下半身から凄まじい快感が押し寄せてきてビクンと腰が跳ね上がった。