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禁断の果実
第4章 悲劇
茶髪の男は私が嫌がるのを無視して身体をホールドしてくる。
「いいじゃねーかよ、少しだけ俺たちの相手になってくれたら乱暴な事はしないからよ…」
それを聞くと響は慌てた様に叫びながらこう言うのだ。
「先生に変な事はするなっ!!離せよっ!!」
その言葉を聞いたもうひとりの坊主頭の男が響を羽交い絞めにしてホールドする。
響は動こうとしても体格のいい坊主頭の男に押さえつけられてしまった。
私はその姿を見てこう叫んでしまった。
「前澤くんっ!!」
坊主頭の男はその叫び声を聞いても響を離そうとはしなかった。
私は尚もこう叫んで言った。
「その子には乱暴なことはしないでっ!!」
尚も私が逃れようとすると茶髪の男は私の身体を羽交い絞めにしてホールドするのだった。
茶髪の男は私の髪の匂いを嗅いでこう言ってくる。
「お姉ちゃん、いい匂いがするよなぁ…堪んねぇなぁ…」
「やめてっ!!離して!!」
私はその言葉を連呼した。
だが、茶髪の男は私を離そうとはしなかった。
響がこう言ってくる。
「やめろっ!!先生には触るなっ!!」
その言葉を聞くと3人目の黒髪の長い男がこう言うのだ。