この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁断の果実
第5章 婚約者

「どうしたんだ、こんなに朝早くに電話なんて…」

優一郎はちょっと驚いている様だった。
私は重たい気持ちでこう言ったのだ。

「実は、話があって家に来て欲しいのだけれど…」
「話しか?電話じゃダメなのか?」

「う、うん、で、電話では話しづらいわ…」

私はちょっと涙声になりながらそう言ったのだ。
その様子が伝わったのだろうか。

優一郎がこう言ってくる。

「瑠唯、何だか変だぞ?大丈夫か?」
「ええ、大丈夫よ、でも優一郎さんに来て欲しいの…」

「分かった、これから行くから待ってろよ…」
「ありがとう、待ってるわ…」

私は優一郎に昨夜の出来事を話そうと思っていた。
優一郎に話したらどんなことになるだろう。

不安もあったが話さずにはいられなかった。
私は電話を切ると今度は学校に電話を掛けた。

「もしもし…高岡ですが…」
「はい、高岡先生ですか?」

「実は、き、今日なんですが、ちょっと体調が悪いので休ませて頂きたいのですが…」
「分かりました、校長にはそのように伝えておきます…」

「あ、ありがとうございます、よろしくお願いします…」

/120ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ