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第1章 はじめに　お題について

前回の内容を踏まえて、今回は、お題があった時の実例を示してみたいと思います。

前回、エロい官能小説の書き方 入門編「真奈美のオナニー生配信」はこちら。基本的なコツなどはこちらも参考にして下さい。
https://kanno-novel.jp/viewstory/index/30007/

なお、この内容も前回と同じく、自分ならこんな感じに書く、みたいな例ですのでご注意下さい。


【お題】（よくあるパターンですが……）

高３男子を教えている家庭教師の女子大生が、難関大学に合格したご褒美にセックスしてあげる話

このお題に対して、一例として（短めの）官能小説を書いてみます。皆さんも自由に書いてみて下さい。例文を読んで、足りない箇所を補ったり、自分ならこう書くのに、と思いつけばその方向で書き進めるのも良いでしょう。

最初に考えること

場面の流れを考えて、いくつかの部分（章など）に分けます。例えば以下のようにしてみました。

シーン１　導入（いきさつなど）
シーン２　セックス前の二人の会話
シーン３　ベッドイン＆前戯
シーン４　挿入＆射精
シーン５　余韻

分けるメリット

区切りがあった方が書きやすい
ここまでは今日書こうなど、目標ができる
場面分けは目安なので、あとで変更したりも可能
大胆に場面転換をすることが可能
（途中の無駄な流れをカットできる）

一般的なコツ

最初から完璧を目指さず、書けるところをとりあえず書いて、あとで追加したり修正するのが良いと思います。そのためにも、部分で分けておくことは効果的でしょう。また、実際に書いている作業時以外にも、思いついたアイデアや文章（決めゼリフなども）などはその都度メモしてストックしておきます。また、楽しんで書きましょう(仕事ではないですので……)。
では次のページから、各シーンのサンプルと、考えるポイントなどを解説していきます。