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雨が好き
第52章 雨の窓
ふるふる
私は首を振る。

ぜんぜん、大変じゃない。
それに、
良かった・・・蒼人さん、悲しそうじゃない。

心・・・ちゃんと、ここにいる。
それは、やっぱり、嬉しいことだった。

『はい』と私はお届け物を渡す。
にっこりして、受け取ってくれて、それも私はとても嬉しい。

「他に買ってきてほしいものとか、ある?」
尋ねたけれど、特には大丈夫、と言われてしまう。

それより・・・と少し言葉を濁して、目を泳がせる。

「いっしょに・・・その・・・少しだけ、
 コーヒー飲みませんか?」

雨に包まれたモノトーンの景色の中、
あなたの笑顔がさっと色づく。

その言葉は、
予想はしていたけれど、実際に言われると、
やっぱり、私はドキドキしてしまっていた。
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