この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
雨が好き
第55章 告白
「えっと・・・私はマティーニ・・・みなとちゃんは・・・あんまり強いのじゃないほうがいいよね?ファジーネーブルとかかな・・・。」

目の前、30代くらいのバーテンダーさんが大きめの容れ物に氷とお酒を入れ、長いオサジのようなものでかき混ぜる。
そうやって出来た薄く色づいたきれいな液体がカクテルグラスに注がれる。
オリーブの実が添えられて、そっと水際さんの前に置かれた。

その後、背の高いグラスに氷を入れ、お酒を少し。
オレンジジュースをたっぷり注いで、ゆっくり混ぜる。
オレンジをあしらったのが、私に、と水際さんが注文してくれたファジーネーブルだった。

「乾杯・・・していい?」
そっと水際さんがカクテルグラスを持ち上げる。
バーの雰囲気に、水際さんがとても良く合ってる・・・と思った。

私も慌ててグラスをあげる。

「来てくれてありがとう・・・乾杯」

チン・・・とグラスが軽くぶつかりあった。

ファジーネーブルはオレンジの爽やかな香りの奥に、しっとりとした甘みがある。
お酒があまり得意ではない私にも、飲みやすかった。
/283ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ