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雨が好き
第55章 告白

「えっと・・・私はマティーニ・・・みなとちゃんは・・・あんまり強いのじゃないほうがいいよね?ファジーネーブルとかかな・・・。」
目の前、30代くらいのバーテンダーさんが大きめの容れ物に氷とお酒を入れ、長いオサジのようなものでかき混ぜる。
そうやって出来た薄く色づいたきれいな液体がカクテルグラスに注がれる。
オリーブの実が添えられて、そっと水際さんの前に置かれた。
その後、背の高いグラスに氷を入れ、お酒を少し。
オレンジジュースをたっぷり注いで、ゆっくり混ぜる。
オレンジをあしらったのが、私に、と水際さんが注文してくれたファジーネーブルだった。
「乾杯・・・していい?」
そっと水際さんがカクテルグラスを持ち上げる。
バーの雰囲気に、水際さんがとても良く合ってる・・・と思った。
私も慌ててグラスをあげる。
「来てくれてありがとう・・・乾杯」
チン・・・とグラスが軽くぶつかりあった。
ファジーネーブルはオレンジの爽やかな香りの奥に、しっとりとした甘みがある。
お酒があまり得意ではない私にも、飲みやすかった。
目の前、30代くらいのバーテンダーさんが大きめの容れ物に氷とお酒を入れ、長いオサジのようなものでかき混ぜる。
そうやって出来た薄く色づいたきれいな液体がカクテルグラスに注がれる。
オリーブの実が添えられて、そっと水際さんの前に置かれた。
その後、背の高いグラスに氷を入れ、お酒を少し。
オレンジジュースをたっぷり注いで、ゆっくり混ぜる。
オレンジをあしらったのが、私に、と水際さんが注文してくれたファジーネーブルだった。
「乾杯・・・していい?」
そっと水際さんがカクテルグラスを持ち上げる。
バーの雰囲気に、水際さんがとても良く合ってる・・・と思った。
私も慌ててグラスをあげる。
「来てくれてありがとう・・・乾杯」
チン・・・とグラスが軽くぶつかりあった。
ファジーネーブルはオレンジの爽やかな香りの奥に、しっとりとした甘みがある。
お酒があまり得意ではない私にも、飲みやすかった。

