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雨が好き
第58章 モーニング
お父さん、お得意のワンプレートディッシュ。
私は慣れていたけど、水際さんにとっては、珍しいらしく、
すごい、すごいを連発していた。

食べながら、
「これ美味しい!」
「おにぎり、かわいい!」
「お味噌汁が沁みるぅ!」
なんて、言っていた。

お父さんはそんな水際さんを見てニコニコしていた。

「また、お泊りにおいで」
とお父さん。
「まるで娘が二人に増えたみたいで賑やかで楽しいから」
と。

水際さんは、少しだけ、
はしゃぎすぎたかな、
という顔をしていたけれど、
「はい、また来ます!」
と、笑顔で応えた。

こんなに、楽しい朝食は、今まで確かになかった。
家族が増えるって、どんな気持ちなんだろう。

蒼人さんがいて、お父さんもいて、
もしかしたら、水際さんも一緒に住んで・・・。

そしたら、毎日は、どんな風になるんだろう?

そんなの、テレビの中でしか見たことがなくて、
私の想像を超えていたけど、
きっと、とても楽しいんじゃないかと思う。

「うん、私も、また泊まりに来てほしい」
だから、私も水際さんに、素直にこう言っていた。
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