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雨が好き
第61章 日帰り温泉
かけ湯で簡単に体を温めて、洗い場に。
頭を洗ってしまうと、多分乾かすのに時間がかかりすぎてしまう。
だから、体の汗を簡単に流すだけにする。

身体がさっぱりしたところで、ゆっくりとお湯に浸かってみた。

『ここ、ちゃんとした温泉なんですよ』
蒼人さんが言っていた通り、お湯が肌に滑らかに当たってくる感じがする。
硫黄泉、とかではなく、ナトリウム泉、というのだそうだ。
きめの細かなお湯、と言えばいいのだろうか。そんな感じだった。

お風呂は全部で三つあった。
大浴場、炭酸を添加した炭酸泉、それから露天風呂。

炭酸泉は少しぬるめで、小さな泡が全身にくっついてくる不思議な感じ。
そして、露天風呂からは生け垣風の外壁の向こうに、先程まで歩いていた山の紅葉がよく見えていた。

お風呂に浸かりながら、眺める紅葉した山・・・
体の力が抜けて、疲れが溶け出していくようだった。

外気が冷たいのがちょうどいい。
おでこのあたりがひんやりとして、身体がぽかぽかする。
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