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雨が好き
第61章 日帰り温泉

休憩スペースを見ると、蒼人さんがすでに壁にもたれて座っていた。
男の人の館内着は青鈍といった感じだ。
湯上がりで身体が火照っているのかもしれないが、胸の合わせの部分が開けてて、たくましい胸板が覗いている。ちょっと・・・ドキッとしてしまう。
「ああ・・・みなとさん」
「お待たせ、しちゃいましたか?」
蒼人さんの横に座る。座って初めて分かったのだが、床がほんのり温かい。
なるほど、リラックスできるわけだ。
「いいえ、僕も今しがた上がったところです。
ゆっくり、入れました?」
その後は、横に並んでおしゃべり。
お風呂、いくつありました?
みっつ
同じですね
外、見ました?
はい、紅葉、見えました。蒼人さんは?
見ました、見ました。
炭酸泉、気持ちよくなかったですか?
ええ、くすぐったかったですけど
あれ、心臓に良いんだって
へえ・・・なんでだろう
なんででしょうね。
男の人の館内着は青鈍といった感じだ。
湯上がりで身体が火照っているのかもしれないが、胸の合わせの部分が開けてて、たくましい胸板が覗いている。ちょっと・・・ドキッとしてしまう。
「ああ・・・みなとさん」
「お待たせ、しちゃいましたか?」
蒼人さんの横に座る。座って初めて分かったのだが、床がほんのり温かい。
なるほど、リラックスできるわけだ。
「いいえ、僕も今しがた上がったところです。
ゆっくり、入れました?」
その後は、横に並んでおしゃべり。
お風呂、いくつありました?
みっつ
同じですね
外、見ました?
はい、紅葉、見えました。蒼人さんは?
見ました、見ました。
炭酸泉、気持ちよくなかったですか?
ええ、くすぐったかったですけど
あれ、心臓に良いんだって
へえ・・・なんでだろう
なんででしょうね。

