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雨が好き
第63章 お墓参り

「ここに、みなとさんを連れてくるのは、本当は間違い、なのかもしれない。
僕の心のなかで全部ケリを付けなきゃいけないのかもしれない。
でも・・・こうした方がいい気がして・・・。
・・・みなとさんは、嫌・・・でしたか?」
いや、じゃない。
何か、とても大切な、蒼人さんにとって大切なところに、私は立ってる気がする。
そして、きっと、蒼人さんは私のことをいっぱい考えて、こうしようときめてくれた気がする。
私も、蒼人さんの横にしゃがみ込んだ。
「栞さん・・・は、どんな方だったんですか?」
「とても、真っ直ぐな人でした。そして、強い人、でした」
蒼人さんは、ゆっくりと、話してくれた。
栞さんと、蒼人さんの物語を。
僕の心のなかで全部ケリを付けなきゃいけないのかもしれない。
でも・・・こうした方がいい気がして・・・。
・・・みなとさんは、嫌・・・でしたか?」
いや、じゃない。
何か、とても大切な、蒼人さんにとって大切なところに、私は立ってる気がする。
そして、きっと、蒼人さんは私のことをいっぱい考えて、こうしようときめてくれた気がする。
私も、蒼人さんの横にしゃがみ込んだ。
「栞さん・・・は、どんな方だったんですか?」
「とても、真っ直ぐな人でした。そして、強い人、でした」
蒼人さんは、ゆっくりと、話してくれた。
栞さんと、蒼人さんの物語を。

