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雨が好き
第80章 コーヒー
『みなと、いいかい?一杯、一杯、丁寧に淹れるんだ』
『おいしいコーヒーを淹れるには、時間がある程度かかるからさ
 焦らなくていい、急がなくていい
 たくさんお客さんいたとしても、ちゃんと淹れるんだ』

「お父さんに教えてもらったとおりに、淹れていた」

蒼人さんは、それが一番すごいことなんじゃない?
なんて言ってくれたけど、本当にそうだろうか、と思ってしまう。

でも、だけど・・・・
もしも、最初にお父さんに教えてもらったとおりにできていて、それが蒼人さんにも伝わったのだとしたら、

私がここでコーヒーを淹れていた時間は、
確かに、私の中に、降り積もっていたのかもしれない。

そんなふうに、思えた。
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