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雨が好き
第95章 恋愛相談
そう、か

私、一人で考えていた。
蒼人さんも言っていた「二人で頑張れませんか」って、
耀さんが言ってるのも、多分同じこと。

私は耀さんの顔を見る。
そして、窓の外を一度見て、また、彼女の顔を見た。

耀さん、一生懸命応えてくれた。
私のことをいっぱい考えてくれたって思えた。
はっきりと「こうすればいい」っていう『答え』があったわけではないけれども、
彼女と話ができて、
なんだか良かった・・・そう、思った。

「また、お話、聞いてくれますか?」
自然と言えた。

もちろん
そう言って、また、耀さんは笑ってくれた。

たぶん、これが『二人で』っていうこと。
蒼人さんとも、『二人に』なりたい。

・・・耀さんが言ったこと、全部がちゃんと分かったか、わからない

けれども、なんだろう・・・
うまく言えないけれども、なんとなく、スッキリと晴れ渡った春の空が
お話する前よりも、明るく見える
そんな気がした。
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