この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
甘いピンクの果実
第1章 元アイドルの女子アナ。生島絵梨花
 「わかりません。でもなんか悩みがあるようですが」売れない役者志望の佐藤はイケメンだ。根が優しくまじめな性格で。早番のアルバイトは人妻や学生が多いが皆から頼りにされている。早番のシフトは佐藤に任せている。その佐藤にも悩みを打ち明けないなら。秋葉乃は辞めるといわれても、なにもできないだろうと思った。店長の悲しい性だ。辞める理由より、シフトの穴埋めをかんがえてしまう。
 「明日は土曜だからカノジョ来るよな」
 「はい。朝からです」
 「わかった。明日は昼からだから話を訊いてみるよ」
 「すみません」
 「ほかになにかある」ないですね。と佐藤がいったので、またおつかれさまといって秋葉乃は店をでた。
  バックヤード裏には灰皿がある。以前は店の前に置かれていたが、このご時世、アルバイトは皆非喫煙者で喫煙者は店長の秋葉乃しかいなかった。吸い殻だけではなくペットボトルやタバコの空き箱まで灰皿の上に置かれる状況に、店の前に灰皿は必要ないとなり店の裏に灰皿は移動させられ、秋葉乃専用の灰皿になっている。いつもの習慣で出勤時と帰る際は、ここでタバコを一本灰にする。煙を吐きながら秋葉乃はスマホを手に取る。店内で鈴木からの明日からシフトにはいります。そのメッセージを見たとき、もう一件メッセージが届いていたのに気づいていた。
 『今日も体調不良で休んでる遅番の人の代わりにシフトにはいりますか。今日は逢えそうですか。今日も代わりにシフトにはいりますか。』
 その場で返信はせずタバコを灰皿に捨て秋葉乃は帰路に就く。
 秋葉乃が住んでるアパートは駅から徒歩十分のコンビニエンスストア〈アキノギマート>から徒歩五分。駅と勤め先のコンビニのちょうど中間にある。部屋にはいり。スマホを出した。
 『休んでいた遅番リーダーから今日から出勤すると連絡はありました。なので逢えます。もちろん、事情でこちらの予定変更があるかもしれません。ちなみに明日のシフトは昼から、これは決定です。今部屋に戻って返信してます。これから寝ます。メッセージが届いていても返信は昼くらいに起きてからになります』
/12ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ