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東京帝大生御下宿「西片向陽館」秘話~女中たちの献身ご奉仕
第2章 女中 良枝
 良枝は、他の当番の女中たちと相談して、笠井には女中用の風呂場を用意していた。冷え込んだ日だったので、笠井は、風呂場に入ると、直ぐに勢いよく掛け湯をして、湯船に首まで浸かった。湯の温かさに加えて、風呂場の壁や湯船に使われている<青森ヒバ>の爽やかな香りが心地よく、笠井は、座ったまま手脚を大きく伸ばした。

 遅れて、良枝が腰に湯文字を巻いて入ってくると、笠井は 「寒いで、こっちに来て、一緒に温まりんさい。」 と、手招きした。良枝は、片腕で胸を隠しながら掛け湯をして、恥ずかしそうに下を向いて湯文字を取ると、 「失礼いたします。」 と言ってから、湯船に脚を入れた。笠井は、良枝の腰に手を当てて、自分の太腿の上に後ろ向きに載せ、薄い胸に腕を回して抱き止めた。そして、手をとって、優しく撫でながら言った。
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