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東京帝大生御下宿「西片向陽館」秘話~女中たちの献身ご奉仕
第3章 女中 千勢(ちせ)

 千勢は、そう言うと、腕を伸ばして大きく前屈し、メイド服の裾を握って腰上まで引き上げた。露わになったショーツは、三角形の白綿地が恥丘と陰毛を覆い、尻の三角形の部分と腰横で紐結びになっていた。さらに、ビスチェのソックス留めに引っ張られた黒ソックスが、スラリとした脚を際立たせていた。

 富田は、千勢の口技で興奮していたところに、妖艶な下着を見せられ、男根にさらに強い脈動を感じた。メイド服の裾を捲(まく)り上げた千勢をそのまま抱き上げると、テーブルの上に上半身だけを仰向けで載せ、ショーツの横紐をほどいてから、足首を持って両脚を高く持ち上げ、蜜壺に怒張を突き刺した。ビスチェに押し上げられていた弾力のある乳房が、大きく揺れた。

 それから、富田は上半身を倒して乳首を吸いながら、ゆっくりと腰を往復させた。千勢は、テーブルから宙に浮いた両脚を、富田の腰に巻きつけ、快感の昂まりにつれて喘ぎ声を出しそうになるのを、障子一枚を隔てた廊下の気配を気にして、手のひらを口に当てて必死に堪(こら)えていた。
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