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東京帝大生御下宿「西片向陽館」秘話~女中たちの献身ご奉仕
第4章 女中 清(きよ)

 誠一が、5時少し前に部屋に戻ると、清は「次の間」で洗濯ものを畳んでいるところだった。直ぐに、手火鉢の鉄瓶から湯を取ってお茶を淹れると、文机の前に座った誠一に差出し、 「お着替えはお持ちしておきますので、お茶で一息入れていただいてから、お風呂場にお越し下さいませ。入口の引き戸に、入浴を遠慮していただく合図の腰ひもを掛けておきますが、ご主人様はお気にされませんように。」 と言って、押入れの行李から丹前や下帯を取り出してから部屋を出ていった。

 誠一は、言われたとおりに、しばらくしてから学生服の上着だけ脱いで風呂場に向かった。清は緋色の長襦袢姿で脱衣所の板間に正座し、両手を床に揃えたお辞儀で誠一を迎えた。清の大きな乳房が下向きに垂れて、襦袢の前襟を押し開いたので、胸の深い谷間が露わになった。清は、直ぐに両腕を床に突いて膝を滑らせ、誠一ににじり寄ると、ズボンを脱がせて丁寧に折り畳んでから、足元に寄せた竹籠に入れた。
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