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第4章 女中　清（きよ）

　清は、鼻で大きな息をしながら、亀頭を浅く咥え、残った精を舐め取るように舌先を回し続けたが、やがて口をすぼめて男根を離すと、直ぐに精を呑み込んだ。そして、立ち上がって両手を誠一の胸に当て、　「ご主人様。清の口にたくさん出していただいて、嬉しゅうございます。」　と、ささやいた。誠一は、いきなりの清の口技と男心をそそる言葉遣いに高揚しながらも、清に何と言葉を掛ければよいのか戸惑い、曖昧にに微笑んだ。

　清は、そうした誠一の気持ちを見透かすように、　「いきなり脱衣場では、少々肌寒うございましたね。すみませんでした。ゆっくりお湯に浸かって温まって下さいませ。」　と言いながら、残っていたシャツを淡々と脱がせた。そして、自分も長襦袢を脱ぎ落すと、膝上までの短い湯文字を腰に巻いた姿で、誠一の腕を取って風呂場に入った。清の豊満な乳房や腰回りの揺れが腕を伝わって、誠一の射精したばかりの男根を刺激した。