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東京帝大生御下宿「西片向陽館」秘話~女中たちの献身ご奉仕
第4章 女中 清(きよ)

 清は、誠一と自分に丁寧に掛け湯をしてから、誠一の腰を押して一緒に湯船に入った。誠一が、言われるままに、広い湯船に両手脚をゆったりと広げて座り、縁に背もたれると、清は、 「お近くに寄ってよろしゅうございますか。」 と、色香を漂わせる秘めやかな口調で言いながら、誠一の広げた脚の間に後ろ向きに腰を入れ、誠一の胸に寄りかかった。

 誠一の顔の前に清の束髪(そくはつ)が近付き、髪油の淫靡な香りが漂った。誠一は、清を後から抱きかかえると、両手で大きな乳房を持ち上げるように揉んだ。湯の中で弾力のある乳房が揺れ、湯面に波紋が広がった。ゆっくりと揉み続ける間に、時々指先が乳首に触れると、清は僅(わず)かに体を震わせていたが、やがて、その乳首が膨らんでコリコリとした感触になったのに誠一は気付いた。すると、清は、 「ご主人様。乳首を摘まんで下さいまし。」 と、喘(あえ)ぐようにかすれ声で言った。誠一が、親指と人差し指で恐る恐る乳首を挟むと、清は深い息を吐きながら、 「もっと強くお願いします。」 と求めた。

 誠一は、左右の手それぞれで、親指と人差し指で乳首を捻(ひね)るように引っ張ると、清は 「ご主人様。お上手です。清はこれが・・・。」 と言いながら背中を反らせると、 「アッ、アッ・・・」 と、甲高(かんだか)い喘(あえ)ぎ声が風呂場に響いた。やがて、清の体が脱力するのを感じ取った誠一が、指の動きを止めると、清がもたれかかってきた。誠一が清のすらりとした<うなじ>に優しく唇を当てたまま、静かに時間が流れた。
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