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東京帝大生御下宿「西片向陽館」秘話~女中たちの献身ご奉仕
第1章 女中頭 幸乃(ゆきの) ~ 「西片向陽館」の秘密

幸乃が、上体をくねらせながら、「あぁ・・・ そんな意地悪なこと仰らないで下さいまし。私は、十五、六で奉公したばかりの小娘で、まだ女の悦びなど知りませんでしたから。でも、どなたにも一所懸命お仕えしたつもりです。」
「そうだな。誠心誠意、尽くしてれたと思うよ。吉川も、それを見込んで、お前に甥っ子の世話を頼んだんだ。あの子は真面目一方で、このままでは何かの切っ掛けで気持ちが折れて、身を持ち崩しかねないと、ひどく心配していてね。どれほど初心(うぶ)な青年か、もう味見をしてくれたか。」
「下品なお言葉使いは嫌でございますよ。向陽館の女中の秘密をお話しすると、戸惑ってらしたので、ほんの少し、お口で手ほどきをしてさし上げただけです。後は良枝を当番につけておりますから。」 と答えると、三島は、湯船で立ち上がりながら、 「では、俺にも<お口で手ほどき>をしてもらうかな。」 と言って腰を突き出した。幸乃は、三島の方に向き直って、屹立した男根を片手で握りながら、湯船の中で正座した。
「そうだな。誠心誠意、尽くしてれたと思うよ。吉川も、それを見込んで、お前に甥っ子の世話を頼んだんだ。あの子は真面目一方で、このままでは何かの切っ掛けで気持ちが折れて、身を持ち崩しかねないと、ひどく心配していてね。どれほど初心(うぶ)な青年か、もう味見をしてくれたか。」
「下品なお言葉使いは嫌でございますよ。向陽館の女中の秘密をお話しすると、戸惑ってらしたので、ほんの少し、お口で手ほどきをしてさし上げただけです。後は良枝を当番につけておりますから。」 と答えると、三島は、湯船で立ち上がりながら、 「では、俺にも<お口で手ほどき>をしてもらうかな。」 と言って腰を突き出した。幸乃は、三島の方に向き直って、屹立した男根を片手で握りながら、湯船の中で正座した。

