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東京帝大生御下宿「西片向陽館」秘話~女中たちの献身ご奉仕
第1章 女中頭 幸乃(ゆきの) ~ 「西片向陽館」の秘密
 「はい、吉川です。この度は、私の叔父が旧知の三島様にお願いをして、こちらに下宿させていただくことになりました。よろしくお願いします。」
 
 「ご丁寧に恐れ入ります。それでは、ご用意したお部屋にご案内させていただきますので、どうぞこちらへ。」 と、幸乃は両手を帯前に揃え、腰を落とし気味に廊下の端を歩いて、誠一を案内した。使い込んだ上質の黒灰色の綿紬が、柔らかに身を包み、ふくよかな胸や尻の丸味を際立たせていた。

 建物は中庭を囲む<ロの字>の構造で、その中庭に沿ってガラス戸の廊下が巡っていた。中庭の真ん中にある、葉を落とした欅の大木の枝々が、抜けるように明るい秋空に向かって広がっていた。下宿人の部屋は、建物の東、南、西に2つずつ、合わせて6つが並び、それぞれが、廊下側から障子戸を開けて六畳の「次の間」、さらに襖を隔てて奥に十畳の「座敷」という間取りになっていた。「座敷」には床の間と、その脇には本格的な書院窓が設けられ、旧藩の御学問所を思わせる、重厚で静謐(せいひつ)な雰囲気を醸(かも)し出していた。
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