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ホームステイで調教されて…
第14章 出口の先には
 調教が終わり手枷と足枷は外された。首輪の鎖を引かれて一番奥の壁の方に歩いた。コンクリートの壁がデイビスの指紋認証で開いた。そこには来た時とは全く別の階段があった。コンクリートむき出しの階段を2階分歩く。もう一度デイビスの指紋認証で開いたその向こうに見えたのは、なんと菜緒の部屋のウォークインクローゼットだった。
「え???」
「驚いたかい?次からは、部屋のウォークインクローゼットで全裸になって一人で階段を下りて来るんだよ。部屋側からは菜緒の指紋認証で開くから。ただし、帰りは勝手に出られない。逃げるのは不可能だ。次の金曜は縄での調教だよ。一週間おとなしく待てるかな?」
デイビスは首輪を外し、階段側の壁にあるフックにかけた。
「あの!これは?」
「貞操帯は外すわけにはいかないよ。オナニーは禁止だ。大便も小便もできるから心配いらない。小便のあとが気持ち悪いだろうから、学校にはウェットティッシュをたくさん持っていきなさい。ベスが朝持たせてくれる。」
言葉を失った。
「返事は無いのかな?」
「はい、ご主人様」
消え入るような声で菜緒は返事した。

ご主人様は、壁の隠しドアを閉めて地下室へ戻ってしまった。菜緒はまず時計を確認した。金曜の夜に地下室に連れていかれ、今は日曜の夕方だった。とりあえずぬるめのお風呂に入った。それからスウェットに着替え、専用キッチンにあったパンにジャムを塗って食べた。

歯を磨いてベッドに入る。思考が頭を駆け巡る。
ここから逃げなくては。でも、どこに?この貞操帯はどうするの?二つも南京錠がかけられている。逃げたらどうなるの?そもそも逃げられるの?
考えすぎて眠れそうにない。この2日間の調教を思い出す。自然と手がオマ〇コの方へ動く。でも、触れない!肝心のクリ〇リスには全く触れない。菜緒は泣きながら胸を揉んだ。どうやってもオナニーできない。イクことができない。苦しかった。
逃げたらあの快楽を味わえないのだ。菜緒は、あの先の快楽を知りたかった。もっともっと快感を求めていた。苦しいまま、菜緒は眠った。
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