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ホームステイで調教されて…
第15章 忍耐と決心
 あまり眠れなったせいで早くに目が覚めた。空腹を感じて1階のキッチンへ行ってみた。ベスがもう起きていて仕事をしていた。
「おはようございます。なにか召し上がりますか?トースト、ベーコンエッグ、サラダで良ければすぐにできますが」
何事もなかったように接することに驚いたが、お願いしますと言った。コーヒーとミルクも出された。
「こちらはお昼のサンドイッチです。必要無ければ置いていってください。あと、旦那様に言われたウェットティッシュです。洗浄には、このボトルの水もあるとよろしいかと思います」
洗浄?何もかもわかっているのだろうか。なぜこんなに淡々と話せるのだろう。疑問はあったが礼を言った。
「ありがとうございます。助かります。」
そう言って全てをバッグに入れ邸宅を出た。

 そこからは辛くて長い一日だった。バスに乗るのも、階段を上るのも、じっと座って授業を聞くのも、貞操帯が常に心と体の奥底を刺激する。トイレは本当に大変だった。ボトルの水で洗浄し、ウェットティッシュを貞操帯の内側に滑り込ませてふき取る。なんとかクリ〇リスを刺激できないか頑張ってみたがうまくいかない。余計に欲求ばかりが高まった。
 友達からの、放課後一緒に宿題をやろうという誘いも断っていそいそとバスに乗った。バスの座席で考える・・・本当に戻るのか?逃げなくていいのか?またあんなことをされるのか?それよりこれはどうする?・・・堂々巡りだった。
 絶妙のタイミングでメッセージが届く。
《ナオ、逃げたら体が疼いて耐えられないわよ。うちで良い子にしていなさい。週末にはたっぷりのご褒美があるわ》
 胸が熱くなった。アソコはジンジンと脈打っている。戻るしかないのだ。週末には外してもらえるだろう。きっとお二人からのご褒美がある。菜緒は昨夜の褒美を思い出して息が荒くなった。ご主人様の温かい舌と激しい指でイキまくった快感・・・きっと、もう失うことはできないのだ。あの快感に溺れていくのだろう・・・
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