この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
脳内妄想短編集
第1章 ヒモ

 私の胸に、彼の手が触れます。彼は悟られまいと平静を装っていましたが、息遣いから興奮が伝わってきていました。
 視覚からの刺激のせいでしょうか。もしかしたら、媚薬の効能もあるのかもしれません。彼はもう勃起しているのかななんてぼんやりと考えながら、彼が私の体を洗い終えるのを待ちました。

「ありがと。もういいよ」
「マジ、友梨香さん変態」

 さすがに下まで洗ってもらうと濡れてしまったのがバレますし、そこで止めました。

「じゃあ、今度はこっちが洗う番ね。脱いで?」
「……俺は結構です」

 予想通りに拒否されました。脱衣所で膝をつきながら、わずかに足を内股にしている彼の様子から、おそらく反応してしまったのでしょう。ここで引いたら、女が廃ります。私が食い下がると、彼は小声で言いました。

「友梨香さんが変なことさせるから、起っちゃったんすよ。……もうほんと勘弁してくださいよ」
「そんなんで、将来立派なヒモになれると思ってんの?」
「あんなん冗談に決まってんじゃないすか。まさか本気にしてたんですか? マジ馬鹿じゃないの?」
/115ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ