この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
脳内妄想短編集
第3章 束縛愛

 それも薬の効果だろう。あとは理恵を待つのみ。あたし一人の力では、彼を廃墟の中まで運ぶことはできない。
 縛った彼の隣で、あたしはタバコをふかして待った。
 理恵とこの計画を立て始めた頃のことを思い出す。
 ――杏子ちゃん、内緒ね。あたしレイプものが一番興奮するの。
 小さな秘密を洩らすように、彼女は言った。
 ――それも、あたしがされるんじゃなくてする方。男の人の嫌がる顔とか抵抗する姿に、すごく興奮するみたい。
 自分と、似ていると思った。あたしは彼女に興味が湧いた。あたしは彼女に共感したふりをして、彼女の性癖をいろいろと探った。インモラルな性癖は、なかなか他人に打ち明けられないもの。あたしも同じ嗜好を持っていると判断してから、理恵は堰を切ったように語り始めた。
 パソコンに集めた逆レイプものの画像や動画。興奮するシチュエーション。彼氏に頼んで一度やった逆レイプごっこや、その彼氏にすら打ち明けられなかった性癖の数々。あたしに全て打ち明けてくれた。
 メールもチャットも別のツールも、彼女の秘密でいっぱいになった。
/115ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ