この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
脳内妄想短編集
第1章 ヒモ

 もちろん今はそんな気分ではありませんでしたし、彼に洗ってもらったのは、背中と、腕や鎖骨の辺りくらいまでです。気持ちのいいところを触られたわけでもないのに。
 背に感じたぞくぞくとした変な感覚は、いつの間にか前にも現れはじめました。すぐにそれは全身にまわり、体中が熱を持ったように、熱いような、むず痒いような、変な感覚になりました。私はさっさと洗って浴室を出ようと、秘部にタオルを当てた瞬間、

「ひゃあっ」

 体に走った強い衝撃に、思わず妙な声が洩れました。私は慌てて口をつぐみます。だってまだ、すぐ後ろには彼がいるのです。それなのに、秘部からはどろりとした蜜が溢れていました。わけがわかりません。ただ体を洗っていただけなのに。
 なぜだか、酷く息が上がりました。まるで全身を緩く愛撫されているような、そんな感覚なのです。そしてその感覚は、みるみる強くなるようでした。
 さっさと浴室を出ていけばいいのに、彼が隣にい続けることにも、その時は疑問に思いませんでした。体の異変に戸惑っていたからです。
 早く洗い流して浴室を出ようと、私はシャワーに手を伸ばしました。
/115ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ