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脳内妄想短編集
第1章 ヒモ
彼が小さく苦笑する声が、聞こえた気がしました。乳首をこりこりといじられ、それだけでまたイってしまいそうでした。彼の手が、下へと伸びてきます。私は無意識のうちに、足を開いてしまっていました。蜜で濡れた恥ずかしい場所を、彼に晒していたのです。
彼の指がクリを愛撫します。私は数回こすられただけで、イってしまいました。けれど、彼の手が止まることはありませんでした。彼の細い指が、濡れてぐしょぐしょになった秘部の中へと侵入してきたのです。私は夢中で彼の指を締め付けました。しかし、たった一本では足りません。
「も……っと」
彼は指を二本増やしました。三本の指が中をかき混ぜ、私は三度めの絶頂を迎えたのです。そこからはもう、ほとんど記憶にありません。体の火照りが収まるまで、ひたすら彼にねだっていたように思います。そのまま気を失ってしまったらしく、気がつくとベッドの上でした。
「大丈夫ですか?」
目を覚ますと、ベッドのすぐ脇に彼がいました。
「……すみません。俺もちょっと調子乗りすぎました」
そう言って冷たい水を差し出してきました。