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脳内妄想短編集
第2章 水中レッスン
「無理です……!」
「じゃあずっとこのままだね」
あたしは水着の中にしまった彼のを、指で一撫でした。竿の部分を二本の指でくりくりと刺激してやると、たったそれだけで彼のは硬度を増す。根元を縛れば、決してイクことはできない。生殺しの状態だった。
彼はあたしから逃げるように体を引くが、すぐ後ろは壁だ。壁に背が当たり、逃げ場がなくなる。
「璃子さ……っ」
彼の言葉を遮り、口づけた。そのまま水の中へと引きずり込んだ。無理やり喘がされ、半泣きのような状態で長く潜れるはずはない。案の定彼は手足をばたつかせ、水面に顔を出そうともがいた。そんな姿にすら、あたしは興奮してしまう。
あたしは一度彼を浮上させた。何度か呼吸させ、また唇を塞いで水中へと引っ張る。
今度は覚悟していたのだろう。彼もあたしからのキスに、必死に応えようとしてきた。あたしの肩を掴み、深く唇を合わせてくる。あたしが舌を出し、彼の口内へねじ込むと、彼も同じように舌をあたしの口の中に侵入させてきた。激しく舌を絡ませる。ゴボゴボと、口の中から空気が洩れた。