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嘘が下手
第32章 年下の男
私『彼女は何才?』

シゲルは今年27才

シゲル『バツイチの34才だよ!』

私『子供いる?懐いてる?』

シゲル『うん!6才!懐いてるよ!』


私の矢継ぎ早の質問に躊躇せずに堂々と答えた


私『ストライクゾーンって何才?』

シゲル『28~35才』

私『おぉ、43才は撃沈!』

シゲル『リカちゃんは特別枠だよ!』


いつの間にかちゃん付けか?

コイツなかなかやる

すっかり楽しい気分になった


ヨシオちゃんはひとりで先に帰り

一緒に飲んでいた女性とヒデキさんが話し込んでいた


私『シゲ~!帰りの方向が一緒だから送ってよ!』

シゲル『いいよ!』

半分冗談のつもりで言ったのに

あまりにもあっさりと返事をしたので私の方が慌てた


私『うっそー!いいの?ほんとに?』

シゲル『うん!特別サービスな!』


結局、女性もヒデキさんも先に帰って私だけ店に残った


シゲル『着替えるから待ってて…』


私の目の前で上半身裸で着替え出した

綺麗な筋肉質のカラダ…

肌はすべすべで少し日焼けしていた

私『綺麗な肌…』

シゲル『だろ?』


なんだろう、この空気…


私『うわぁダメダメ!私!』

頭を振りながら叫ぶ私

そんな私を見てシゲルが大笑いした

 
 
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