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嘘が下手
第32章 年下の男
 
外へ出ると雪が降っていた

少し積もっていた


店のシャッターを下ろして駐車場まで歩く

車は軽自動車だった

助手席には荷物がたくさん乗っていたので後部座席に乗る

後ろからみると以外にがっしりと広い背中

思わず背中に触れてしまった


シゲル『今日ボード行ってきたから背中張ってるだろ?』

私『……うん…』


自宅アパート横まで送ってくれた。


シゲル『家の場所ばれちゃったね!』

私『シゲおやすみのキスして…』

シゲル『え?』

私『イヤならいいけど』

Chu!

シゲル『早く寝ろよ!』

笑って言った


なんてかわいい男なんだろう!
 
その夜は興奮して眠れなかった
 
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