この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
嘘が下手
第34章 必然の繋がり
 
マモルは今までと変わらずにメッセージをくれた

私もマモルとメッセージを交わしているのが楽しかった


そして

マモル「俺3番目でもいいからリカさんと付き合いたい!」

そう言ってきた

正直すごく嬉しかった


最近はマサトの事を思い出すことも少なくなってきた

私の心の中の比重がマモルに移り始めたのを感じた


私「私もマモル君が好きになってしまったの…」

打ち明けた
 

ただまだ大きな問題が解決できていない


マサトのコトは考えていなかったが

今更「二股の相手はガブですよ」とは言えなくなった


気持ちは重い
 
でも自分のまいた種は自分で刈り取らなくてはいけない


 
そんな悩みで頭がいっぱいの夜 

ヒロキが電話してきた 


ヒロキ『今、○○で焼き鳥食ってるぞ!

  リカも来いよ!』

飲みに出る気分じゃなかった


私『ごめんね!

 今日は出られないや…』


ヒロキ『そうか…

  じゃ、またな…』

ヒロキは私とマモルの関係が気になっているに違いなかった

それをヒロキに説明する気になれない私 


なかなか眠れなかった

ヒロキからメールがきた



ヒロキ「今マサトも来たぞ!

  来れないか?」


マサト来たんだ

私「ごめんねー!

 また誘って~!」
 

  
すぐにマサトにメールする 


私「マサトもいたんだね」

しかし返信はなかった


思えばずっとこうだった


一生懸命マサトを追い掛けてきた

惨めな思いもたくさん味わった


心から『好き』と言われたことも

愛されている実感も感じたことがなかった


そう

これでいい 


私には思い残すことなんてない

運命的な流れに従おう 


マサト

もう

私から連絡するのはやめるね
 
私はひとり勝手にマサトに決別した

 
 
/222ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ