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嘘が下手
第48章 彼の裏側
数日後アツシと出会ったSNSのコミュニティ
アツシが管理人の非道を理由に突然やめてしまった
やめる前にメールがきたが丁度出先だった為
私は気付かなかった
そしてアツシがやめた数分後に
ミルクさんという女性がやめていた
ミルクさんは既婚だけど旦那様は単身赴任中
もう子供には手がかからなくなったから
自分磨きに専念してますという主婦だった
彼女の日記を読んでみてすぐにわかった
それは名前はでていないまでも
アツシに対する愛にむせ返るような内容だった
私が出会う少し前にふたりはオフ会で出逢っていた
そして初めて抱かれた時の悦び
デートの後の余韻が綴られていた
よほどの馬鹿出ない限り気付く
私はすぐにアツシにメールした
私「短い間だったけど楽しかったよ
ミルクさんにあんなに深く愛されているんだから
大事にしてあげてください
さようなら」
アツシ「何言ってるの?
ミルクさんとは何にもないから!」
私「じゃぁミルクさんに聞いてもいいの?」
聞く気などさらさらなかった
アツシ「本当に何もないよ」
私は返事をしなかった
しばらくすると
ミルクさんからSNSのメッセージが届いた
ミルク「Aさんとは何もないです」
絵文字も感嘆符も何もない
真っ黒な文字だけ
今にも涙が零れ落ちる想いに満ちたメッセージ
アツシは彼女に何といってこれを送らせたのか…
胸が痛くなった
アツシが管理人の非道を理由に突然やめてしまった
やめる前にメールがきたが丁度出先だった為
私は気付かなかった
そしてアツシがやめた数分後に
ミルクさんという女性がやめていた
ミルクさんは既婚だけど旦那様は単身赴任中
もう子供には手がかからなくなったから
自分磨きに専念してますという主婦だった
彼女の日記を読んでみてすぐにわかった
それは名前はでていないまでも
アツシに対する愛にむせ返るような内容だった
私が出会う少し前にふたりはオフ会で出逢っていた
そして初めて抱かれた時の悦び
デートの後の余韻が綴られていた
よほどの馬鹿出ない限り気付く
私はすぐにアツシにメールした
私「短い間だったけど楽しかったよ
ミルクさんにあんなに深く愛されているんだから
大事にしてあげてください
さようなら」
アツシ「何言ってるの?
ミルクさんとは何にもないから!」
私「じゃぁミルクさんに聞いてもいいの?」
聞く気などさらさらなかった
アツシ「本当に何もないよ」
私は返事をしなかった
しばらくすると
ミルクさんからSNSのメッセージが届いた
ミルク「Aさんとは何もないです」
絵文字も感嘆符も何もない
真っ黒な文字だけ
今にも涙が零れ落ちる想いに満ちたメッセージ
アツシは彼女に何といってこれを送らせたのか…
胸が痛くなった