この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
❤性狂育委員会❤
第1章 プロローグ
「苦しいか?」
権蔵は答えられるはずもないやよいに問いかけた。
やよいは焦燥の表情を浮かべながら、視線だけを権蔵に向ける。小刻みに震える頬、こわばった唇、そして吐息とともに立ち上る葉巻の煙。その全てが彼女の追い詰められた状態を物語っていた。乳首に走る激痛は、時間と共に鬱血を深め、赤みを増し、膨れ上がる。

権蔵は静かにやよいの口元に手を伸ばし、咥えられていた葉巻を取り上げる。そして、自らの唇にそれを挟み、深く一口吸い込んだ。煙が彼の肺に満ちる一瞬、やよいは束の間の自由な呼吸を得る。その空気が彼女にとっては生き返るような一時の安らぎだった。
「ん……どうだ、呼吸のコツを掴んだか?」
権蔵が煙を吐きながら皮肉めいた言葉を投げかける。
「ゴホッ……ゲホッ、ゲホッ……」
やよいは激しく咳き込みながら答える。呼吸の自由さを奪われた苦しみがまだ残っている中で、彼女の肺は煙の残り香に咽び続ける。
葉巻はまだ半分以上残っていた。権蔵は再びそれをやよいの口元に差し出した。やよいは必死に首を横に振り、拒絶を示す。だが、権蔵はフラップで彼女の頬を軽く叩き、静かに口を開けるよう促す。その威圧に抗えず、やよいは再び葉巻を咥えるしかなかった。
権蔵の鋭い視線が彼女に注がれる中、やよいの唇からは、再び苦悶と従順の色がにじみ出ていた。
/75ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ